マンションにおける漏水事故の責任範囲と、起きた時の対応方法


マンションで突然の上からの漏水!責任の範囲に記念の品物は?

今回の物欲雑談は、ちょっと角度を変えさせて頂きました




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と言いますのも、実は最近、事務所として使っている自己所有のマンションで漏水被害に遭ったのです

実はここ、売ろうと思えば売れる上物製品類(主にPC関係の引き上げ品です)の置場にしておりまして

溜めないで売っちゃえば良いのでしょうが、なんか勿体なくてですね、個人的ストック化してます
(まぁ、つまり、私の物欲置場という訳です※貧乏性なんですね)

 

それもこれも、もちろんお部屋も、半端じゃない大損害を被った訳でして、少しでもお困りの方に

ご参考になればと思い、出来るだけ簡潔に経緯と具体的対処の実例として上げさせて頂きました

※どなたか、コレクション置場とかで同じように使っている方は、必見ですよ!
(あなたの大切なモノ達が、いつ瀕死に追いやられるかも知れませんから)

 

《その日は突然やって来た》

仕事も終わり、家でくつろいでいた21:00頃、マンションの管理理事から電話が入ります

なんでも、ウチの下の階から、水がダカダカ漏ってきている!というのです

 

そんな馬鹿な

と思いつつ、急いで車をマンションまで飛ばします

そういえば、ここ4~5日、忙しくてマンションには行っていないなぁ
(個人事業主ですから、そっちには普段誰も居ません)

夜だったので渋滞も無く、約30分位で到着し、急いで自室のドアを開けると

 

ないじゃいこりゃ~

 

大惨状でした、マンションは2LDKなのですが、DK部分の天井は剥がれ落ち、床一面水浸し

大げさでは無く、2cm近く水が張っているいる状態でした
(その部屋が一番酷かったのですが、ほぼ全体に被害が確認出来ました)

 

上の階に行き、インターホンを鳴らしまくると、中国人らしき数名が顔を出し、全く話が通じない

 

万事休す!どうすりゃぁいいのじゃぁ~

とパニックになるも、何とか原因を確かめる為、半ば強引に室内に入らせてもらうと

 

風呂場が冠水しているではありませんか

 

恐らく、風呂の下水管のどこかが詰まっていて床の下の配管のどこかから、漏れ出しているのだろう

よく見ると風呂の水位はもう1/5位になっており、排水溝から逆流しながらも少しずつ水が減っている

感じなので、まず間違いないと、素人ながらに確信しまして、居室の中国人のリーダー格の1人を連れ

ウチと、その下の部屋を見せながら、ゼスチャーで必死にアピールし、しばらく水を使わない様に

説得し、彼らの部屋の元水栓を閉め、その日は徹夜で水出し作業を行ったのです
(しんどいのなんの、冗談じゃありません※奥さんも手伝ってくれましたが)

 

《原因の特定》

翌日、原因を特定する為、水道業者を呼んで調査を依頼、数日後に判明したのが、やはり上階の床下

配管の詰まりによる漏水である事が判明(こちらは即修理出来た)

料金は一時、管理で建て替えの形を取りましたが、これは所有者責任となる為、請求しなければ

なりません

 

《こういう場合の責任範囲は?》

居室の床下配管等は、占有設備に当たる為、最終的には占有者つまり、所有者責任となります

仮にこの原因が、各部屋に供給する上水道の縦管であったり、同様の配水管であった場合は

共有設備となるので、マンション所有者全体で責任を負う事になるそうです

 

え?意味が良くわかりませんか?

 

実は私もそうだったのですが、具体的にどう考えるのかと言いますと、共有設備が原因で起こった

例えば今回の漏水だとしますと、その被害額を全部の所有者で割って、平等に負担する

という事になるのだそうです

 

ただし

管理組合は勿論ですが、普通は所有者は皆、火災保険位には入っているのもでして

こういった漏水事故は、一般的な火災保険なら、担保されているのです

ですから、もしも、今回のケースでどうにもならなかったとしましても、このマンションの場合だと

免責金額5万円だけ、誰かが負担すれば、あとのある程度の保証は受けられる事も分かりました

 

《しかし保証は完全とは限らない》

しかしここにも問題があり、被害を受けたからと言っても、完全に満足いく保証が得られるとは

限らないことも判明しました

これは、火災と同じで、全焼と判断されなければ、割合に応じての金額しか出ないというものです

それに、記念の品物などの思い入れ等の付加価値は、基本的に認められない様だ
(純粋にその物自体の価値のみを評価)

 

理不尽な⚓

 

しかし、それが保険と言うもので、泣いてもわめいても、ほぼ無理と言うもの

それを回避するには、所有者を捕まえて、所有者なら所有者、どこか管理を任せている所があるなら

管理会社に交渉するしかありません

それにもし、マンションの保険か、ウチの保険(勿論ウチの保険も使えます)を使うにしても

加害責任者が対応してくれないという経緯が必要な為、どちらにしても責任者と話をする必要がある
(自動車保険と違い、この保険は一般的に示談交渉サービスはありません)

※仮に加害責任者が、被害者をなめて、対応を放置しても、その経緯を保険会社が確認し

被害者側に保険で対応した後に、今度は保険会社から加害者への請求がはじまるという訳です
(どちらにしても逃げられません)

参考までに追記しますと、所有者の連絡先さえ正確に保険会社に伝える事が出来れば、大丈夫です

 

《所有者を追う事に》

こちらとしては、全ての被害を弁償して貰いたいので、取るべき道は一つしかありません

居住してる中国人の方々は、所有者では無い事が分かり、どのみち全く話にならないので

管理室の名簿から所有者を割り出し、念の為、本当に所有者である事を確認する為、登記簿を確認

することにし、実行
(ネットでクレジットカード決済315円の手数料で、すぐに確認できるのです)

※登記ねっと かんたん証明書請求 で検索すればすぐ出来ます!

結果、本当に所有者である事と、登記時の現住所も確認、どうやら、今の住所とは違う事が分かる

 

そしてさっそく、所有者宅へ訪問(電話番号が変わっており連絡不能の為)する

この時点で、漏水事故から1週間近く経過していたのだが

やはり所有者はこの事故を知っていて、ウチへの連絡はしていなかった事がわかった
(ウチはきちんと管理組合に最新の情報を出しているので、すぐ分かるのに)

不誠実な人だと、怒りが込み上げてきたが、ここは我慢して、冷静に、損害賠償義務と保険について

賠償範囲の限度や免責など、丁寧に説明をしました(30分位かかりました)

 

そして静かに

対応しないならそれでも良いが、それなら、ウチは目いっぱいの損害を探し出すし、作り出す

自分は商売人として長くやっていていて、合法的にかなり盛れるつながりだってある事を述べ

ウチが請求者の間に示談しないと保険で対応出来ない賠償額が膨らんだ後に、請求者が保険会社に

変わるので、返って大変になると思いますが、どうします?保険会社の請求からは逃げられませんよ

間違いなく、貴方に所有者責任があるのですから、と振ってみると

あわててどこかの不動産会社に電話をし、賠償に関しての指示をだし始めました
(やはり、仲介を頼んでいたのですね)

 

《賠償担当が管理会社に変わる》

その日のうちに、所有者と不動産会社(以降管理会社)に実際の被害状況を確認させ、奥さんが撮影

私はこっそり、所有者の方に、既に登記簿を照会した事を教え、この情報があれば、芋ずるで他の

情報もその気になればすぐに分かる事を伝えると
(ほんとです、自分でも出来る方法ありますが、探偵社使えば一番簡単)

所有者さん、そうとう驚異の表情に変わり、その後はとぼけることなく、手配が進みました

 

《着工日が決まる》

実を言いますと、実際の工事はこれからなのです

損害の見積もり、立ち合い、保険会社とのやり取り(先方)と、けっこう日数が立ちまして、やっとこ

なにしろ、下水の被害ですので、天井全面(全部屋)、床全面張替(全部屋)、壁紙全面張替(全部屋)

工事の為、2か月近く完成までかかりそうです

 

もちろん、賠償はそれだけではありません、使用できない期間の賠償と、私のモノ達の賠償も

しかしそれは、とりあえず工事完了が見えてきてから開始しようと考えております

それにしましても、漏水事故は場合によっては大事になりますので、くれぐれも加害者にならぬよう

メンテナンスを適度に行いましょう、また、万一を考えて、今一度保険を見直してみて下さい
(示談交渉付もあります)

 

まとめ

マンション等にお住まいの方、被害は部屋だけではありません

ウチの場合はガラクタでしたが、高級だったり、かけがいの無い物だったり、貴重な物がある方は
(例:形見の品、骨董品、美術品、絶版物、記念の品、製造終了のお気に入りの品)

万一、こういった漏水事故にあっても大丈夫な備えを是非、しておいてください

部屋は直せますが、物は、場合によっては2度と帰って来ませんから
(この後、もしも何かありましたら、続編を上げます※なければ無事済んだという事です)




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